ゴム長靴の製造・販売 - 第一ゴム株式会社

Service

Rubber Boots Supplier

ゴム長靴の製造・販売

私たちは、ゴム長靴の製造・販売を、企画から製造、販売まで一貫して手掛けています。
第一ゴムのものづくりは、履く人の想いを引き出すところから。
滑りにくいこと、安心してはけること、ずっと使いたくなること―。
「こんな長靴、初めて」という驚きと、ずっとそばに置きたくなる愛着をお届けします。

ゴム長靴の製造・販売
第一ゴムのゴム長靴
Brand Message

to be one.
風土と経験が生みだす、 あなただけの一足。
第一ゴムのゴム長靴

ただの道具ではなく、
ただの長靴でもない。

第一ゴムが届けたいのは、
あなたの暮らしにそっと寄り添う“一足”です。

創業以来、小樽という風土とともに、
厳しい自然に耐える強さと、
履き心地へのこだわりを磨いてきました。

技術は積み重ねられ、知恵は受け継がれ、
いま、一足の中に息づいています。

「どうしたら、もっと長く愛されるだろう?」
「どんな一日を、この靴と過ごすのだろう?」
―そんな“声なき声”に耳を澄ませること。
そこから、私たちのものづくりは始まります。

誰かにとっての“当たり前”を、
そっと支える存在になれたら。

「こんなの、はじめて」と驚かれて、
「これが欲しかった」と頷かれるような一足を、これからも。

企画から製造、販売、そして手元に届くまで。
自分たちの手で。

一足一足に、安心を込めて。

Advantage

私たちの強み

01
小樽の自社工場で長靴を製造

私たち第一ゴムは、自社工場を持ち、ゴム長靴を一貫して国内で製造するメーカーです。
海外製が主流となった今も、“日本でつくり続けること”にこだわり、すべての工程に職人の手をかけながら、耐久性・機能性・履き心地を追求してきました。
これからも、国内製造を守りながら、本当に良いものを求めるすべての人に、信頼に応える品質と、誠実なものづくりを届けてまいります。

Factory Tour

02
靴底にこだわる。雪国の長靴屋だからこそ。

特に冬の北海道では、転ばずに安全に歩けることが何よりも大切です。
私たち第一ゴムのお客様には、60代・70代のご年配の方も多く、「滑りにくい」ことが、安心につながる重要な要素になっています。
だからこそ、靴底には徹底的にこだわっています。
第一ゴム独自のピンスパイクや、グリップ力の高い「アルテマソール」など、滑りにくい工夫を随所に盛り込んでいます。

Sole Gallery

第一ゴムの靴底

なぜ滑りにくい?アルテマソールの秘密

土踏まずまで凹凸が敷き詰められた形状でグリップ力を強化

従来の靴底は土踏まず部分に凹凸がないのに対し、「アルテマソール」は靴底全体に凹凸が敷き詰められている。そのため、ガタガタの雪道でも全面でグリップし、滑りにくい。

土踏まずまで凹凸が敷き詰められた形状

雪が残りにくい!端までこだわりの形状

雪道を歩いたときに雪が靴底について固まらないような形状を研究。切り込みを入れ、端が外を向く設計により、「雪をためない」靴底を実現しました。

端までこだわりの形状

ゴムの深い凹凸が地面にしっかり喰いつく

ほとんどが天然ゴム使用だから、とっても柔らかい。従来より凹凸を深めに設定しグリップ力もアップ。雪道にもしっかり喰いついて、滑りを防ぎます。

ゴムの深い凹凸

  • Wスパイク底
    Wスパイク底

    第一ゴムを代表する冬底が「Wスパイク靴」。雪道での安心を最優先する方から、圧倒的に支持され、リピートされています。

  • ゴールド底
    ゴールド底

    室内での着用や、車の運転が多い場合はWスパイク底から鋼鉄ピンを抜いたゴールド底がおすすめ。

  • プレス底
    プレス底

    Wスパイク底から鋼鉄ピンとセラミックを抜いたゴムのグリップのみのプレス底もご用意。

03
職人の手で仕上げる、量産できないゴム長靴

「工場でつくられるもの」と聞くと、
機械が並び、ボタンひとつで完成する ─ そんなイメージがあるかもしれません。

けれど、第一ゴムの長靴は違います。
私たちの製品は、「ヴァルカナイズ製法」と呼ばれる特殊な技術によってつくられています。
加硫釜の中でゴムに熱と圧力を加え、しなやかさと強さを引き出す伝統的な製法です。
この工程には、熟練した職人の経験と感覚が欠かせません。
微妙な温度や圧力の調整、ゴムの状態を見極めながら、一足ずつ、丁寧に仕上げていきます。
だからこそ、機械だけでは決して再現できない―
しなやかさ、丈夫さ、そして心地よいフィット感が生まれるのです。

ゴム長靴の作り方

  • ゴムを練る
    Step 01
    ゴムを練る

    原料の天然ゴムと合成ゴムを練り合わせます。「ゴム長靴」というと石油化学工業品と思われがちですが、実は原料の85%は天然ゴムを使用しており、ほとんどが自然由来の材料から出来ています。

  • シート状にする
    Step 02
    シート状にする

    よく練ったゴムを、「カレンダーロール」という機械で圧をかけながら引き伸ばし、シート状にします。このままではシートとシートが融着してしまうのでたっぷりの打ち粉をまぶし、まるでうどんやお蕎麦のよう。
    工場内はこの粉が柱にも壁にも付着していて真っ白です。

  • 型を抜いてパーツをつくる
    Step 03
    型を抜いてパーツをつくる

    シートは金型でそれぞれのパーツに抜かれます。抜かれたパーツは1点1点、目と手で異物の混入や気泡などが無いか検査し、組立工程に送ります。

  • 靴底をつくる
    Step 04
    靴底をつくる

    熱された鉄の型にゴム板を置き、さらに上から鉄板で挟んで靴底を作ります。もくもくと蒸気が上がる様子はまるでたい焼きを作っているかのよう…。冬用の靴底には小石のようなセラミックや、スパイクを配置してから焼き上げています。

  • ゴムシートを貼り合わせる
    Step 05
    ゴムシートを貼り合わせる

    アルミ製の「金型」に裏地を履かせ、その上から1枚1枚手作業でゴムパーツを貼り付けていきます。

  • 釜の中で熱と圧力をかける
    Step 06
    釜の中で熱と圧力をかける

    加硫缶と呼ばれる窯の中で140℃で1 時間ほど蒸し焼きにします。加硫缶に入るまでは、引っぱると伸び、最後には切れてしまうお餅のような状態。ゴムに練り込んだ硫黄が、熱と圧力を加えることで化学反応を起こし、この窯から出てくる時には伸び縮みしない丈夫なゴムになっているのです。